聞き役事例1 Nさま
皆様こんにちは。
本日は恵みの雨がふっていますね。
雨を見ると嫌な感情をすべて洗い流してくれる。
そんな感じがしてわたしは好きです。
本日は以前相談してくれたNさまのお話をさせて頂きます。
Nさまはわたくしと同じ25歳の方。
大学を中退しそこからは
フリーターとして働いてきたそうです。
友人も多く、いつも明るくポジティブと
周りに思われてきたそうです。
ですが本当の自分は
明るくもなければポジティブでもない、
ただまわりによく思われたく
そのようにふるまってきた。
そうすれば友人はできるし、
上司にきらわれることもない。
でも、苦しい。
そう仰ってくれました。
私:話してくれてありがとうございます。いまどんなお気持ちですか。
Nさん:やっと言えたという気持ちです。友人がいたって、わたしのことなんか本当はどうでもいいくせに、メールを返さなければいつかは切れる、その程度の縁なんだとずっと思ってました。
私:本当はなんでも話せる信頼できる友人がほしかったんですね。自分をさらけ出しても嫌わない受け入れてくれる人がほしかったんですね。
Nさん:そうです。でもいないんです。
私:どうしてそう思うんですか?あなたのご友人はNさんのことを親友だと、しんらいできると思っている方もいらっしゃるかもしれませんよ?
Nさん:わからないじゃないですか、気持ちなんて、言葉でいっても心のなかではどうかなんてわからない。でもほしい。たった一人でもいいからほしい。
私:Nさん、Nさんが信頼できる人はいますか?信頼されているかどうかは別にしてNさんが大好きな人、信頼できる人はいますか?
Nさん:、、、好きだけど信頼できる人はいない。向こうの気持ちがわからないから、
私:向こうがNさんを信頼していると言えばNさんはその人を信頼するのですか。今までそうではなかったのに?
Nさん:たしかに、そうですね、わたしは自分から信頼はしてなかった、求められたらおなじだけ求めるそういう感じでした
Nさんはなによりも確かな繋がりをほっしていました。
それは過去に母親からえがおをふりまかれ、優しくしてもらっていたのに、父親にうまなければよかったと言っているのをきいたから
。表面上優しくしてくれていても
心のなかでは全くちがうことを思うのかと
Nさんは傷つき、そして表面上の顔、言葉なんて信頼できないとなったんでしょう。
でも一人はさみしい、だから自分も同じように表面上はにこにこしていつかきっとわかってくれる人がいると信じてたんです、
でもどうでしょうか、自分も表面上の仮面を被ったままでは相手が仮面を剥いでいても自分が深く仮面を被っているから相手の顔は見えないのです。相手は待っているかもしれないのに。
自分を受け入れてあげてください、
自分をさらけ出すことで嫌われるそう思ってしまった自分を受け入れてみてください。
ああ、嫌われてしまうことがこわくて
さらけだせない。でもこれが自分なんだと。
Nさんはご両親のお話をされたあと
すっきりされていました、
本当の友人がほしいでも本当のこころをしってまた拒絶されて自分が傷つくのが怖いんだと受け入れることができたからです。
そのあとNさんは
いつも心配してくれる友人に
お話をしたそうです、
そしたら友人から
わたしNに話してないこととか
ないわー、あったとしたら本当にどうでもいいことなんやろうな。
全部話してんのにこれ以上なにを
Nに見せたらいいんよ(笑)と
言ってくれたそうです。
友人はすでに仮面をはずしていました。
ご両親とはまだギクシャクしているそうですが前向きにすすむことができているそうです。
本当は悩みというのは
実は簡単に解決できるんです。
悩みを解決できるのは
きっと自分だけなんです。
でも恐れ、恐怖、不安が
行動をとめてしまう。
そんなときに話を聞いて
少しでもお役にたてたらと思い
聞き役というお仕事をしています。
これからも少しでも
心穏やかにすごしていける
お手伝いをしていきます。
ご一読ありがとうございました。
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